治療計画CT

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治療計画CTとは?? 

患者さん

治療計画CTはどのくらい時間かかりますか

RYO-RT

撮影自体は数分で終わりますが、
下に書いてあるようなもろもろトータルの時間で15分~20分程度はかかるでしょう。

 放射線治療を行うことになった場合、事前に放射線治療のためのCT撮影を行うことが一般的。
場所は放射線治療にある専用のCT室で撮影します。
その目的は放射線治療を行うための画像を得るためです。
放射線治療は事前の治療計画CTで、治療時の姿勢前処置の有無と当て方や照射量などを専用のコンピュータで決めていきます。

ここで行う事は主に3つ!


1.治療本番時の姿勢、呼吸方法を決める(お面などの体を固定具するものも必要に応じて作成します)
2.体にマーキングを行う(※最新の設備ではマークを書かない病院もあります)
3.(1の姿勢で)CT撮影をする



基本的には 普段の呼吸のままでで撮影します。 が、定位放射線治療と言われる治療回数が少ない治療を選択した場合は
息を止めた撮影になることもあります。その場合は息の止め方を現場の技師さんからトレーニングを受ける事になるでしょう。

放射線治療の方法によって治療計画CTの内容は異なりますが、
本番と同じ姿勢を決める大切な場面です。

【It’s重要

本番で同じ姿勢が再現できないと治療精度に影響してきます。

【確認】
最低でも15分くらいは同じ姿勢が維持できますか?
あまりに無理な姿勢をしていませんか?

治療本番(照射室)でこの時の姿勢や臓器の状況を再現する事がとても大事になります。
目安として少なくとも15~20分程度維持できるような姿勢が望ましいです。以下ポイントです。
・りきまずに脱力した状態
・なるべく深呼吸せず、普段通りの浅い呼吸を心掛ける
・姿勢が辛い場合は撮影前に担当技師や看護師に伝え少しでも辛くない姿勢を一緒に見つける
・固い寝台なので痛みが強い場合は痛み止めの使用を相談する

RYO-RT

治療計画CTのあとは、今後の日程と次回の治療本番で行う治療位置合わせなどの説明してもらうと思います。

いかがでしたか?
もし不明な点があればかかりつけのスタッフにお尋ねください。
RYO-RTにお問い合わせいただければお答えできる範囲でお答えいたします。

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