【服装】どのような服装が好ましいでしょうか
照射部位が頭部~首あたりの場合
シェルというお面を付けて治療する場合は服装で特に気を付ける事はありませんが、首に照射している場合はネクタイを締めるのはもちろん襟が擦れるようなシャツやハイネックの服などはやめておいた方が良いです。
照射部位が上半身の場合
肌着は照射部位を締め付けないようなものをお勧めしています。特に女性ではブラジャーよりブラトップのようなものの方が無難です。印やインクが肌着に移ってしまいますので汚しても差し支えない肌着数枚を使いまわすのが良いでしょう。
服装は照射部位が直射日光に当たらないようなもので、おそらく検査着に着替えると思われますので脱ぎ着のしやすい方が良いでしょう。上半身の皮膚(印)を引っ張ってしまう恐れがあるのでウエストの締め付けが強いスカートやズボンは避けた方が無難です。
パジャマでは場合によっては脱がなくても(ボタンを空けるだけ)良い事もありますので、肌着も前開きのタイプだとラクです。
照射部位が下半身の場合
下着・肌着は締め付けの緩いものをお勧めします。
※医療用のコルセットのようなものを使用している場合はいつも通り使用していて問題ない事が多いですが、医師や看護師にご確認ください。
服装については普段通りで構いません。ただし、事前に検査用パンツに履き替える場合や毎回ズボンと下着を下ろして照射するような場合もありますのでウエストの締め付けが強いスカートやズボン、スキニータイプのズボンはあまりお勧めできません。ワンピースの場合、かさばるので生地の厚いものは着替えが必要になるかもしれません。
パジャマの場合も下着肌着に関して上記同様となります。
腕・手・足その他の部位
照射部位が直射日光に当たったり、何かに当たって擦れたり、ぶつかったりしないような工夫が必要です。
例えば手や指の場合ガーゼなどを当てて保護するのも良いでしょう。
看護師とよく相談して決めてください。
【番外編】湿布はどうすればいいの??
湿布は照射範囲には貼らないのが鉄則です。背中側や横からも照射されていることもありますので湿布を貼る場合は看護師などに貼って良い場所、貼ってはいけない場所を確認しておいてください。
事情により照射部位の皮膚に湿布や貼物をする場合は医師の指示に従ってください。
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